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とよなかぶらりサイクリング      ~千里川土手で飛行機を見よう~

こんにちは!
まだまだ寒い日が続きますね。暦の上では立春を迎え、季節は春に向かっています。暖かい日差しを感じる日は、自転車に乗ってふらっと出かけてみませんか。
豊中のまちを散歩感覚で自転車で巡る「とよなか散走」。これまでに2つのプランをご紹介しましたが、最後となる第3弾は、「千里川土手で飛行機を見よう」をご紹介します。

これまでの散走はコチラから☟
「せせらぎと風を感じて走ろう」

「豊中のいろいろな文化を感じてみよう」

豊中市では、皆さんに自転車で楽しんでいただこうと、散歩ならぬ「散走」をおすすめしています。散走とは、自転車で走ることだけが目的ではありません。市内を散歩感覚で自由に巡り、その場所、その時間の出会いや発見を楽しむことをいいます。
それでは、とよなかぶらりサイクリングにLet's Go!


千里川土手で飛行機を見よう


今回の散走プランはコチラ☟
https://www.city.toyonaka.osaka.jp/machi/kotsuanzen/jitensha/sanso.files/sanso-plan1.pdf

今回の散走ルート

今回の散走ルートは、豊中市内を東西に横断し、飛行機が間近に見られる千里川土手をめざします。
さあ、準備を整えて出発です。水分補給のマイボトルを忘れずに!

10:00 緑地公園駅~都市緑化植物園

北大阪急行電鉄 緑地公園駅

豊中市の東部には、大阪メトロ御堂筋線につながる北大阪急行電鉄が通っています。その「緑地公園駅」からスタートです。駅前にはシェアサイクルポート(北急緑地公園駅西 豊中市寺内2丁目4)があるので、電車で訪れて自転車を借りることができます。ゴール地点の豊中市伊丹市クリーンランド(以下、クリーンランド)にもシェアサイクルポートがあるので、帰りは自転車をクリーンランドで返却して阪急バスを利用して帰ることもできますよ。
それでは最初の目的地「都市緑化植物園」へ向かいましょう。
緩やかな下り坂がつづくので、スピードに気をつけて走りましょう。南西へ5分ほど走ると、都市緑化植物園の美しく装飾された入口が見えてきます。

都市緑化植物園の入口(北側)

園内では、季節によっていろいろな草花を見ることができ、緑の木々に囲まれた施設では様々なイベントが行われています。(施設は有料です。)
(個人的には、園内で定期的に開催されているヨーガ・セラピーに参加してみたいです。)
今回は入園せずに、次の目的地「日本民家集落博物館」へ向かいます。

10:30 日本民家集落博物館

2つめの目的地「日本民家集落博物館」までは、服部緑地の園内を通り北上します。途中には、ロックからクラシックまで様々なジャンルのコンサートやイベントが行われる野外音楽堂があり、さらに進むと、昨年(令和6年4月)にオープンしたフットサルコートが見えてきます。都市緑化植物園からは10分ほどで日本民家集落博物館に到着です。(施設は有料です。)
日本民家集落博物館は、1956年(昭和31年)に、日本で最初に設置された野外博物館で、広々とした敷地には、日本各地の代表的な民家が移築復元されています。敷地内に足を一歩踏み入れると、別世界のようなゆったりとした静かな時間が流れています。

信濃秋山の民家(長野県)

訪れた日は、摂津能勢の民家(大阪府)のいろりに火が入っていて、家屋の中はとても暖かく木のぬくもりを感じました。いろりのお世話をされているボランティアの方から、いろりから立ち上がる煙には、防虫・防腐効果があり木造の民家を守っているとお聞きしました。

いろりのお世話をされています(摂津能勢の民家)

館内は、四季折々の風景が楽しめます。ぜひ、民家の歴史に触れながら散策を楽しんでください。

11:45 服部住吉神社

日本民家集落博物館を後にし、服部緑地から天竺川を南下して、3つめの目的地「服部住吉神社」に向かいます。天竺川沿いは、自動車が近くを走るので注意しながら15分ほど走り、豊中吹田線に出たら右折し、少し下ると入口が見えてきます。服部住吉神社に到着です。
境内への入口は、北・南・西の3箇所あり、それぞれ違うおもむきがあります。北門から入ると住吉稲荷社と住吉龍神社に向かって朱色の鳥居が並ぶ参拝道が続き、とても美しいです。

朱色の鳥居が印象的な参拝道

現在の社殿は、昭和36年(1961年)に大阪中之島にあった豊国神社の社殿を移築したものです。境内には、大阪天満宮から譲り受けた能舞台があり、大阪最古の能舞台(明治31年(1898年)築)として、国の有形文化財に登録されています。

12:15 服部天神宮

4つめの目的地「服部天神宮」に向かいます。
服部住吉神社を出て西に進むと、国道176号を挟んで向かいに服部天神宮の赤い門が見えてきます。ゆっくり走って5分ほどで服部天神宮に到着です。
(自転車置き場は境内の西側にあるので西側から入るようにしましょう。)
服部天神宮は、菅原道真が九州の太宰府に左遷される途中に祈願したところ、持病の脚気が治ったとの言い伝えにより、足の神様として知られています。毎年1月には豊中えびす祭が行われ、多くの参拝者で賑わいます。

大きな下駄がお出迎え

服部天神宮の周辺は、駅に近いこともあり、多くの飲食店が立ち並んでいます。寄り道は散走の醍醐味でもあります。お気に入りのお店を見つけて、午後からの散走に向けてしっかりと昼食をいただきましょう!(私は、ハンバーガーにしました。)
昼食を取った後は、次の目的地「ふれあい緑地」へ向かいます。

13:40 ふれあい緑地

服部天神駅の踏切を横断し、左折して服部天神駅利倉東線を西に進みます。自動車やバイクの行き交いが多いので自転車の走行には気をつけてください。ここからは大阪国際空港に向けて着陸体制の飛行機を真下から見られるエリアです。10分ほど真っ直ぐ進み、マリンフード豊中スイミングスタジアム(豊島温水プール)を左折し、直進すると「ふれあい緑地」に到着です。
ふれあい緑地には、温水プールや野球場などのスポーツ施設、健康遊具やドッグラン、長いローラー滑り台などの大型遊具、ビオトープなどがあり、季節を問わず楽しめます。

飛行機を真上に見ることができます

さあ、いよいよ飛行機を間近に体感できる次の目的地「千里川土手」に向かいましょう!

14:20 千里川土手

ふれあい緑地を出て西へ向かい、阪神高速11号池田線の下を通過し、新豊島川沿いを5分ほど北上します。途中には、毎年6月に「ほたるの夕べ」が開催される蛍ドームがあります。曽根南町3丁目西の交差点を左折し、原田伊丹線をさらに西へ5分ほど進むと、整備中の原田緑地が見えてきます。8月にはいよいよ、飛行機の見える魅力的な公園として、豊中つばさ公園「ma-zika」が一部開園します。楽しみですね。
大阪国際空港の南端に位置する「千里川土手」に到着です。

間近に飛行機が見られる千里川土手

千里川土手は、「飛行機撮影の聖地」とも言われ、多くの人に人気の場所です。飛行機が頭の上をかすめるように着陸する瞬間を見ることができ、その姿は圧巻です。ぜひ、この迫力を体感してみてください。
※8月まで千里川土手の右岸(空港側)は通行できません。千里川土手は河川管理用通路のため、舗装されていませんので、通行には十分注意してください。

15:00 豊中市伊丹市クリーンランド

千里川土手を後にし、西へ5分ほど走ると、最終目的地「豊中市伊丹市クリーンランド」に到着です。敷地内には、ごみ処理施設と隣接してクリーンランドひろばがあります。
クリーンランドの記事も投稿しているので是非ご覧ください。

クリーンランドひろばでは、開放感あふれる芝生の中で健康遊具、幼児用遊具、ボルダリング体験などが楽しめます。休憩所もあるので、サイクリングの疲れも癒してくれます。
クリーンランドからは、緑地公園駅⇔曽根駅⇔JR伊丹駅を結ぶ阪急バス豊中東西線が運行しているので、シェアサイクルポート(豊中市原田西町3)で借りた自転車を返却してバスで帰ることもできます。

ボルダリング(マチカネくんの壁)

今回の散走はいかがだったでしょうか。
約9㎞を自転車で巡る旅、帰路もバスを利用せず自転車で帰りましたので消費カロリーは約800kcal!でした。

散走プランは、とよなかチャンネル(YouTube)で動画も配信しています。
コチラも☟ぜひご覧ください。

とよなか散走プランのご紹介は、今回で終わりです。
3回にわったてお届けしたサイクリングの旅。散走での楽しい時間は、あっという間に過ぎていきます。人との出会いやあたたかさに触れながら、豊中市内を東西南北に自転車で駆け巡りました。
いつかまた”とよなか散走”の新しいプランをご紹介できる日が訪れることを願って。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
豊中市の公式noteは、まだまだ続きます。次回もお楽しみに!
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