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とよなかぶらりサイクリング

こんにちは!
風薫る5月、お出かけにはちょうど良い季節ですね。
豊中市では皆さんに自転車で楽しんでいただこうと、散歩ならぬ「散走」をおすすめしています。
公益財団法人 日本サイクリング協会によると、5月22日は「サイクリングの日」。また、自転車活用推進法により、5月5日が「自転車の日」、5月1日から5月31日は「自転車月間」と定められています。
走り梅雨の前に、皆さんも自転車で散走してみませんか。


せせらぎと風を感じて走ろう

自転車は環境にやさしい交通手段であり、渋滞に巻き込まれることもありません。コロナ禍の影響で、通勤・通学の交通手段を電車から自転車に変えたという方も多いのではないでしょうか。自転車は、全身を使う有酸素運動なので心肺機能の強化や筋力アップが期待でき、健康面においてもよい影響をもたらします。

散走とは、自転車で走ることだけが目的ではありません。目的地を定めずに散歩感覚で風景を楽しみながら、自由に自転車で巡ることをいいます。一人でも家族や気の合う仲間とでも、気軽に体験できます。
豊中市には、散走モデルとして3つの「とよなか散走」プランがあります。

①千里川土手で飛行機を見ようhttps://www.city.toyonaka.osaka.jp/machi/kotsuanzen/jitensha/sanso.files/sanso-plan1.pdf

②せせらぎと風を感じて走ろうhttps://www.city.toyonaka.osaka.jp/machi/kotsuanzen/jitensha/sanso.files/sanso-plan2.pdf

③豊中のいろいろな文化を感じてみよう
https://www.city.toyonaka.osaka.jp/machi/kotsuanzen/jitensha/sanso.files/sanso-plan3.pdf

今回は3つのプランのうち、②せせらぎと風を感じて走ろう を実際に散走してみました。

今回の散走ルート

このルートは、市内の川沿いを中心に南部を巡るルートです。西の猪名川、南の神崎川、東の高川を通り約15㎞。新緑が美しい季節、水辺を求めて、気ままな自転車の旅に出掛けてみましょう。

曽根駅~豊島公園

スタートは、阪急宝塚線曽根駅です。
駅前にはシェアサイクルポートがあるので、電車で訪れても自転車を借りることができます。
(シェアサイクルポート:阪急曽根駅東 豊中市曽根東町3丁目2)
サイクリングは汗をかくので、ぜひマイボトルをご準備ください。これからの季節、熱中症対策として水分補給は必須です。
さあ、準備が整ったら出発です!
1つめの目的地「豊島公園」には、景色を見ながらゆっくり走って、5分ほどで到着です。(公園内は安全のため、自転車からは降りて通行をお願いします)
入口を入ると色とりどりの花が出迎えてくれます。噴水を囲むようにバラ園があり、毎年、綺麗に咲き誇ります。バラは豊中市の花でもあります。
note でもご紹介していますので、ぜひお読みください。
https://toyonaka-city.note.jp/n/ne629acc0e5cc

バラ園(2024年5月撮影)

また、園内には、豊中ローズ球場、テニスコートなどのスポーツ施設があります。
現在改修工事中の豊中ローズ球場には(仮称)「高校野球発祥の地・豊中」展示室ができ、12月にリニューアルオープンを予定しています。

利倉橋~椋橋総社

豊島公園を後にし、中央幹線景観水路沿いを走りながら西に向かいます。
途中タイミングが良ければ、着陸に向けて高度を下げて飛んでいる飛行機が目の前に飛び込んでくるということも。さらにゆっくり15分ほど走ると猪名川の堤防が見えてきました。
2つめの目的地「利倉橋」に到着です。
赤い橋桁が印象的で「赤橋」として親しまれています。現在の橋は、令和3年(2021年)に架け替えられました。

利倉橋

ここから先は、堤防沿いに走ります。自動車の侵入がないので安全で快適です。川面に太陽の陽射しが反射してまばゆくなか、風を感じながら猪名川沿いを南下しましょう!

猪名川〜旧猪名川に差し掛かると、途中「新豊島川 親水緑道」を発見。レンガ調のレトロな入口は目を惹きます。とよなか散走プランには紹介されていませんが、発見や寄り道は、散走の醍醐味でもあります。自分だけの散走MAPを作ってみるのも面白いですね。

新豊島川 親水緑道

3つめの目的地「椋橋総社」に到着です。
古くは、行基(飛鳥時代~奈良時代に活動した僧侶)が川に橋を架ける際に多くの鯉に助けられたという「鯉伝説」で知られる神社です。
境内には、鯉池があり、鯉伝説にちなんで鯉のモニュメントがあります。木漏れ日の中で休憩を取った後は、次の目的地へ。

5月は手作りのこいのぼりが見られます(2024年5月撮影)

再び旧猪名川を通り、神崎川~高川に沿って約8.0㎞「服部緑地」を目指します。ここからは神崎川沿いを東に進んでいきます。自動車の往来がないのでとても走りやすく、阪急神戸線、阪急宝塚線の高架下を颯爽と通過でき、サイクリングならではの景色を楽しむことができます。ウォーキングをされている方と「こんにちは!」なんて声をかけあうこともあるかもしれませんよ。
神崎川に別れを告げて、吹田市との境を流れる高川沿いを北上します。ここまで来たらルートの半分以上はクリアなのでカロリー消費もなかなかです。

服部緑地~文化芸術センター

4つめの目的地「服部緑地」に到着です。
大阪府内最大級の規模を誇り、「日本の都市公園100選」に選ばれています。広大な敷地内には、都市緑化植物園、日本民家集落博物館、乗馬センター、野外音楽堂、陸上競技場、テニスコート、プール、BBQ施設など様々な魅力スポットがあり、四季折々に楽しむことができます。

円形花壇(2024年5月撮影)

服部緑地を後にし、最後は曽根駅前の文化芸術センターに向かいます。文化芸術センターまでは、2kmほど、ゆっくり走って15分ほどですが、ここから最終目的地までは勾配があるのでかなり筋力を使います。(筋トレ効果あり)
もちろん、散走はゆったりと楽しむのが目的なので自分ペースで走りましょう。

屋上テラスより(2024年5月撮影)

最終目的地「文化芸術センター」に到着です。
本格的なコンサートや演劇などを楽しむことができる施設です。開放感あふれる施設内では、カフェや屋上テラスがあるのでゆっくり休憩をとることができます。屋上テラスでは、阪急電車と飛行機を望むことができ、季節によっては絶景の夕日が見られることも。ぜひともお気に入りの場所を見つけてください。

文化芸術センター内から望む夕日(2024年5月撮影)

あとがき

阪急曽根駅まで戻って来ました。
今回の散走での消費カロリーは、道中の散策も含めると約750kcalでした。いろいろな場所に立ち寄りながら散走することで、市内の魅力を再発見することができ、日ごろの運動不足の解消にもなりました。
※一般的に、成人女性の基礎代謝としては1日約1,200kcalと言われています

約15㎞の自転車の旅はいかがでしたか。
散走プランは、とよなかチャンネル(YouTube)で動画も配信しています。
こちらもぜひご覧ください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回もお楽しみに!ぜひ、フォローとスキをお願いします。

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