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飛行機に乗るだけじゃない。誰もが楽しめる! 大阪国際空港の魅力

こんにちは!
私は大阪国際空港で勤務するJALのグランドスタッフです。
なぜ、空港職員が豊中市のnoteを?と思われますよね。
豊中市は、市の組織活性化や他団体との連携強化を図るため、令和2年度より他の自治体や民間企業などさまざまな団体との人材交流を行っています。私はその人材交流の機会をいただき、今年度から豊中市役所に勤務し広報を担当しています。
今回は空港で勤務していたからこそお伝えできる、飛行機に乗らなくても楽しめる大阪国際空港の魅力についてご紹介したいと思います!


大阪国際空港について

大阪国際空港は1939年に開港しました。
豊中市、池田市、伊丹市の3市にまたがり、伊丹空港とも呼ばれますが、所在地は豊中市です!
国際線機能は1994年に関西国際空港に移転し、現在は国内線のみの運用となっていますが、大都市近郊型の基幹空港として、年間1,000万以上の人々が利用しています。

写真提供:関西エアポート㈱

豊中市は、大阪国際空港を地域の重要な社会資源として位置づけており、豊中の魅力向上につなげるために空港を活かしたまちづくりを進めています。
日頃から、空港運営会社や航空会社と情報交換し、連携してイベントなどを実施しています。
そのつながりから、航空会社との人材交流が実現しました。
まさに、空港のあるまちという特性を活かした取り組みなのです!

現役空港職員に聞いてみた! 空港での過ごし方

ところで、空港は出張や旅行などで飛行機に搭乗する人だけが利用するものだと思っていませんか?
そんなことはありません!
空港は、飛行機に搭乗する予定がない人もふらっと訪れて楽しめる場所です。私もそうですが、実際に空港で働く人も仕事を終えた後にさまざまな目的で大阪国際空港を利用しています。
では、どのように楽しめる場所なのでしょうか?
大阪国際空港での過ごし方について、空港で勤務する3人の現役社員にお話をきくことができました。

(株)JALスカイ大阪に勤務している3名。左から植西さん・向山さん・愼さん

①向山さんの推し 「お子さま連れにうれしいスポット!」

向山さんは空港勤務10年目の子育て中の社員。
普段はファーストクラスカウンターでの手続きや、接遇担当など幅広いポジションで活躍されています。

勤務が終わった後、空港の近くにある保育園へ子どもを迎えに行き、もう一度空港に戻って展望フロアへ向かうことも多いです。眺望のいいカフェや展望デッキがあり、そこでは離陸する飛行機の迫力を間近で感じることができ、子どもも大興奮でいつも喜んでいます。
展望フロアには花壇が整備されていて、色とりどりの植物を見ることができ、お散歩するのも楽しいんですよ。
また、暑い季節には、屋上展望デッキにある噴水での水遊びも楽しめるんですよ!
休日だけでなく平日も、遊びに来られたお子さま連れの家族でにぎわっています!

実際に取材したこの日(5月22日)には、既に噴水が稼働しており、子どもたちの楽しそうな笑顔がたくさん見られました。
雨の日で展望デッキで遊べない日でも、靴を脱いで遊べるKIDS ROOMが屋内にあるなど、小さなお子さまが楽しめる施設も充実しています!

大阪国際空港4階にある屋上展望デッキの様子。
写真提供:関西エアポート㈱

②愼さんの推し 「魅力的なお土産がたくさん!」

愼さんは2023年に入社された韓国出身の若手社員。
韓国語や日本語だけでなく、英語も堪能です。主に搭乗ゲートエリアや国際線乗り継ぎカウンターでご活躍されています。

大阪国際空港にはさまざまなお土産屋さんがあります。
私の友人が韓国からよく遊びに来てくれるのですが、その友人へのお土産をいつも空港の店舗の中から選んでいます。
空港内の店舗には大阪だけでなく、京都や兵庫など、関西の名産品も幅広くズラリと並べられておりどれも魅力的なものばかりで、どれを買うか毎回迷ってしまいます。
また、期間限定のお菓子が販売されることもあるので、定期的にお店をチェックしています!

愼さんのお話を聞き、実際に私もお土産屋さんを回りましたが、子どもに喜ばれるようなかわいいパッケージのお菓子から、デパートで販売されている有名ブランドのお菓子までとても豊富に取り揃えられていました!
デザートもたくさんあり、自分へのご褒美をこちらで選ぶのもいいですね。
空港で販売されているお土産をWEB予約できるサービスもあります。こちらは要チェック!


③植西さんの推し 「実はこんな施設もあるんです!」

最後にお話ししてくださった植西さんは空港勤務12年目のベテラン社員。
植西さんは、令和3年度の人材交流で私と同じく広報を担当されていました。
現在は、空港内の保安や防災関連業務を担当されています。

大阪国際空港にはお土産屋さん以外にもさまざまなお店があります。
おしゃれな家具が並んでいるインテリアショップや、トレンディな雑貨を取り扱っているお店もあり、自分へのご褒美や友人へのプレゼントなどショッピング目的で空港を利用することもあります。
また、空港には理容室やリラクゼーションサロン、郵便局など街中にあるような施設もあるのですごく便利です。

意外な施設の数々に驚いた方もいらっしゃったのではないでしょうか。
大阪国際空港にはこの他にも、内科と歯科の診療所もあり、空港関係者や旅行客だけでなく誰でも利用することができます。
さまざまな目的で利用できる大阪国際空港はとても魅力的ですね!

以上、空港職員へのインタビューでした。
飛行機に乗る以外にも、空港へ行ってみたいな…と思えるようなお話をたくさん聞かせていただき、ありがとうございました。
皆さんもぜひ参考になさってください。

休日のイベントも盛りだくさん!

大阪国際空港では、誰でも楽しめるようなイベントが定期的に開催されています!
直近では5月18日(土)に空楽フェスタが開催されました。
空楽フェスタでは空港周辺都市や就航先都市による物産展、航空会社による体験ブースなど子どもから大人まで楽しめるようなイベントがたくさんありました。もちろん豊中市もブースを出展し、PRを行いました。
また、マスコットキャラクター大集合のコーナーでは、豊中市のマチカネくんも登場し、ステージを盛り上げていました!

空楽フェスタの様子(2024年5月撮影)

6月には大阪国際空港を拠点とし、運航する株式会社J-AIRによる「ITAMI 空の市」が開催されます。
空の市とは、J-AIR社員が企画から販売までを行っており、就航各地の特産品が大阪国際空港に集まる空港マルシェです。飛行機による高速輸送のメリットを活かして、果物や野菜、魚介類など新鮮な旬の食材が大阪に集まります。
飛行機に乗らずとも、旅行気分を味わえるような物産展で、開催日は毎回多くの人で賑わっています。

前回の空の市の様子(2024年3月撮影)

6月に企画されているのはさくらんぼ市
就航都市である山形県東根市から届く、今が旬のさくらんぼ“佐藤錦”や、山形産果実を使用した100%ミックスジュース、山形県発祥の「冷たいラーメン」など山形の味覚が大阪に集まります。
さらに、7月にも空の市が開催されるそうですよ!
ぜひこの機会に大阪国際空港を訪れてみませんか?
空の市の詳細は下記ホームページよりご確認ください。

この他にも秋に行われる空の日エアポートフェスティバルや、1月に行われる大阪国際空港雪まつりなど1年を通して様々なイベントが開催されています。
どのイベントも空港でしか体験できないようなプログラムが用意されており、毎年大勢の人で賑わっていますよ。
私もこれから空港のイベントにたくさん足を運んでみようと思います!

おわりに

いかがでしたでしょうか。
旅行目的だけではなく、お買い物や子どもの遊び場として空港へ気軽にお出かけすることができるのは豊中市ならではの魅力ではないでしょうか。
今日は何をして過ごそう?どこへご飯を食べに行こう?
そう思った時には、「大阪国際空港」を行き先の選択肢の一つとして考えていただけたら幸いです。
空港のあるまちならではの過ごし方をぜひ楽しんでください。

次は豊中市のふるさと納税返礼品のひとつであるJAL「大阪国際空港施設見学ツアー」に潜入取材してみたいと思います!!
引き続き豊中市のnoteにご注目くださいませ。
 
ここまでお読みくださりありがとうございました!

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