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ガンバ大阪とホームタウン豊中~ MY TOWN , MY GAMBA ~

みなさんこんにちは。
今回は豊中市とガンバ大阪のお話です。
ガンバ大阪をご存知の方は、本拠地が「パナソニックスタジアム吹田」であるため、ホームタウンは吹田市と思われているかもしれません。
しかし、豊中市もガンバ大阪のホームタウンです!!
今回はガンバ大阪とホームタウンである豊中市とのかかわりについて、ご紹介します。


ガンバ大阪は歴史あるチーム

ガンバ大阪のロゴマーク

ガンバ大阪は万博記念公園にあるパナソニックスタジアム吹田を本拠地とするプロサッカーチームです。1993年のJリーグ発足時から加盟している歴史あるチームで、J1や天皇杯、ヤマザキナビスコカップの優勝経験もある強豪です。
2008年にはアジアのクラブチームでNo.1となり、2014年にはJ1・ヤマザキナビスコカップ・天皇杯で優勝し3大タイトルを独占しました。
日本代表にも遠藤保仁選手や宇佐美貴史選手をはじめ、多くの選手を輩出しています。

そんなガンバ大阪で、豊中市出身の選手が活躍しています!!

それが、唐山翔自選手です!
2002年生まれの21歳、ポジションはFW(フォワード)で、Jリーグでの最年少ハットトリック(1試合3点)の記録を持っている選手です。
2018年に16歳以下の日本代表に選ばれ、アジア大会に出場し優勝に貢献。翌年、ブラジルで開催された「FIFA U-17ワールドカップブラジル2019」では日本代表のベスト16に貢献しました。
その功績が豊中市民に夢と明るい希望と感動を与えたことを賞して、2019年12月10日に、「豊中かがやき大賞」を贈呈しました。

また、2023年までガンバ大阪に所属し、2024年は期限付きで別のチームに移籍している山見大登選手も豊中市出身です。
このほか、過去にガンバ大阪で活躍した大黒将志さん、菅沼駿哉さんも豊中市出身の選手です。

豊中市でのホームタウン活動

Jリーグの各チームは、それぞれの本拠地をホームタウンと呼び、地域社会と一体になったチームづくりを行いながらサッカーを普及、振興しています。本拠地はスタジアムがある場所に限りません。ガンバ大阪は北摂7市(豊中・吹田・茨木・高槻・摂津・池田・箕面)をホームタウンとしています。

豊中市はホームタウン7市の中でも、ガンバ大阪が考える重点4市(豊中市・吹田市・高槻市・茨木市)に選ばれています。

これまで豊中市とガンバ大阪はいろいろな事業で連携してきました。
子どもたちのサッカー教室を始め、「豊中まつり」や豊中駅前の七夕まつり、足の神様・服部天神宮のお祭りなど、サッカーに限らず、様々な地域イベントにご協力いただいています。

豊中まつりにガンバチアが出演
七夕まつりのオープニング

こうした地域に密着した取り組みをこれまで以上に協力して推進していくため、2021年6月9日に豊中市はガンバ大阪と包括協定を締結しました。市がプロスポーツチームと包括協定を結ぶのは初めてのことです。本協定により、選手やOB、コーチらによるスポーツ指導や指導者の育成、子どもたちへの取り組みなど、新たな連携事業を進めていくこととしました。

パナソニックスタジアムでの協定式

これをきっかけに始まったのが「Gスマイル授業」です。
OB選手や裏方のスタッフさんが豊中市の小・中学校を訪問し、子どもたちに自らの経験談を伝えることで、夢や希望を持って粘り強く物事に取り組む姿勢を育むことを目的としています。
この事業は豊中市とガンバ大阪とのオリジナル事業です。

豊中市立第十二中学校での「Gスマイル授業」

また、豊中市は、全国高等学校サッカー選手権大会の前身にあたる「第1回日本フートボール優勝大会」が開催された『高校サッカー発祥の地』でもあります。このことから2021年に、選手権大会100回記念の動画を作成した際には、ガンバ大阪の福田湧矢選手にご出演いただき、ご自身の高校生時代の思い出のお話しとともに、高校生へのメッセージをいただきました。

福田選手からコメントをいただいた動画はこちら

ガンバ大阪へインタビュー

ここまで、豊中市とガンバ大阪のかかわりについて紹介してきました。
これまで・これからのホームタウン活動について、株式会社ガンバ大阪 パートナー推進部 ホームタウン担当の若林 寛章さんにお話を聞きました。


――豊中市の印象は?

大阪府の北摂地域は、行政の施策が充実していて公共施設も多いと感じます。その中でも豊中市は高級住宅街という顔を持ちながら中小企業を支える製造業の街でもあり、2つの特徴を持っている印象です。
私は小学校・中学校を回ることが多いのですが、教育や子育てに力を入れている”まち”だと感じます。
立地的にも大阪モノレール1本でスタジアムに行けて、およそ40万人と人口も多いので、毎年市民応援デーには多くの方にお越しいただいています。

――豊中ではどのようなホームタウン活動を?

「ホームタウンふれあい活動」として、現役選手が学校に行ってミニゲームなどでふれあい、活動しています。

上野小学校での「ホームタウンふれあい活動」

また、「Gスマイル授業」で、OB選手が自身の経験談やセカンドキャリア・サードキャリアについて話をしたり、選手を身近で見ているマネージャーやスタッフがその仕事について話をします。特に中学生は職業選択を考え始める時期なので、「Gスマイル授業」が将来のことを考えるきっかけになってほしいですね。

昨年訪問した中学校の先生から、学校にあまり来れていなかった子が、ガンバのOB選手が来るからとGスマイル授業の日に登校して、しかも手を挙げて質問をした、と聞いたときは嬉しかったです。

先生から、チームを支えるスタッフに話をしてほしい、スタジアムを見学をしたいというご要望をいただき、パナソニックスタジアム吹田でスタジアムツアーを兼ねた「Gスマイル授業」を行った学校もあります。

2023年は「ホームタウンふれあい活動」で12校。「Gスマイル授業」で10校を訪問しました。

――豊中で進めていきたいことは?

ガンバ大阪をもっと身近に感じていただくために、お店の前や商店街にガンバののぼりを立てていただけないかと考えています。
ご協力いただける方がいらっしゃったらぜひお話に伺います。
地域のみなさまの近くにガンバがいる、それを目指して頑張ります。

――今年の活動は?

「Gスマイル授業」は今年9校を予定しています。毎年参加している豊中まつりや、秋の交通安全フェアにも参加する予定で、他にも市内各地を回りたいと思っています。

これからも地域に根付き、みなさんの近くにガンバがいて、愛されるチームであることを目指してまいります。是非一度試合を見にスタジアムへお越しください。


豊中市民応援デーレポート

2024年6月16日(日)に豊中市民応援デーの試合が行われました。
応援デーは、ホームタウンにお住まいの方を対象とした招待・優待試合で、毎年開催されています。
この日の試合は本拠地パナソニックスタジアム吹田で、対戦相手は柏レイソルです。

スタジアムの外にはステージとブースが設けられており、18時のキックオフまでの間、豊中市のPRブースを出展。モフレムとマチカネくんのかわいい缶バッチの入ったガチャガチャと、フレイルチェックアンケートを実施し、多くのファンの皆さんにお越しいただきました。アンケートには250名の方に協力いただきました。

豊中市PRブースでのガチャガチャ
フレイルチェックアンケート

また、ステージでは、今年、豊中市と沖縄市が兄弟都市提携50周年を迎えるのを記念して、豊中市を活動拠点にするエイサー団体の豊優会に演舞いただきました。迫力のあるエイサーに、会場からは大きな拍手が。続いてマチカネくんが登場し、ガンバキッズチアと一緒にマチカネくん体操で会場を盛り上げました。

Gステージでの豊優会のエイサー
Gステージでのマチカネくん体操

スタジアム内は、試合開始が近づくとファンの声援が大きくなっていきます。会場が熱気に包まれる中、ピッチにマチカネくんが登場して観客のみなさんにご挨拶。いよいよ試合開始です。

ピッチで観客の皆さんにご挨拶をしたマチカネくん

前半、エースの宇佐美選手がゴールを決めてガンバ大阪が先制!
その後、山田康太選手がガンバ大阪移籍後、ホームでの初ゴール!
ガンバ大阪が前半を2-0でリードして折り返します。

ハーフタイムには、スクリーンに市長からの応援動画と豊中市のPR動画が流れるなか、市長をはじめ関係者がピッチを回りながら観客の皆さんへ手を振って、豊中市をアピールしました。

ピッチのすぐそばで待機
ピッチから観客へ手を振る豊中市関係者
ピッチであいさつ後の集合写真

後半、柏レイソルが1点を返しましたが、試合はガンバ大阪が2-1で勝利。6月22日から始まる上位チームとの直接対決3連戦に弾みをつけました。

試合前に、観戦に来られていた豊中市民の方にお話を聞くことができました。


幼稚園児のお子さん連れの方

もともと私がガンバのことを好きで、今日は豊中市民応援デーなので娘を連れて一緒に見に来ました。
自宅近くの福祉施設を選手が訪問したり、お祭りにガンバチアが来てくれたりしています。娘の通う幼稚園にも来てくれると嬉しいです。


30年以上ガンバ大阪を応援しているファンの方

同級生がガンバ大阪の前身のサッカーチームで選手として試合に出ていました。そのときからガンバ大阪になった今でもずっと応援していて、今日も試合を見に来ています。
豊島公園での豊中まつりのステージで、ガンバのチアダンスを見たこともあります。
ガンバ大阪には豊中市出身の選手がいるので、もっと豊中市のことをPRしてくれると嬉しいですね。山見選手が帰ってきたら唐山選手と一緒にプレーする姿を見たいです。


家族で来ていた小学生

去年、小学校に選手が来てくれて、そのあとからガンバ大阪の試合を見に来るようになりました。
選手は背が高くてカッコよかった。一緒にサッカーしているときは声をかけてくれて優しかったし、上手かったです。
一緒にサッカーがしたいので、もっと学校に来てほしい。毎年来てほしいです。


市民の方のお話からは、ガンバ大阪がホームタウン・豊中に根付き、愛されていることがわかりました。
今年の豊中市民応援デーには、4000人以上の市民からお申込みいただき、市のPRブースにも多くの方にお越しいただきました。ご協力いただき、ありがとうございました。


最後に

いかがでしたでしょうか。豊中市とガンバ大阪はこれからも協力していろいろな事業を行っていきます。まちでガンバ大阪のポスターやのぼりを見かけたときには、豊中市はガンバ大阪のホームタウンだと、思い出していただけると嬉しいです。そして、引き続きご声援ください。

現在、ガンバ大阪はリーグ3位。
豊中市民応援デーを観戦して、もう一度ガンバ大阪の試合を見たいと思った方も、今回は見に行けなかった方も、シーズンはまだ半分以上あります。ぜひ機会をみつけてスタジアムで試合を観戦してくださいね。

そしてこの記事を読んでいるガンバサポーターのみなさんに豊中市のことについて知っていただけたら幸いです。

豊中市はこれからもホームタウンとして、ガンバ大阪を応援していきます。BE THE HEAT,BE THE HEART がんばれガンバ大阪!

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